英検2級の語彙対策|大問1で確実に点を取る単語の覚え方
2026/09/18
はじめに
当ホームページをご覧いただきありがとうございます!元高校講師が経営する西宮・今津の習いごと教室&自習型学習塾のWillBeです!
英検2級の勉強を始めた方から、「単語が全然わからない」「単語帳を1周したのに大問1が解けない」というご相談をよくいただきます。今回は、英検2級の語彙対策について、出題の実態を確認したうえで、具体的な進め方をお伝えします。
英検2級の語彙問題は、どこにどれだけ出るのか
まず、対策の前に「どこで問われるのか」をはっきりさせておきます。
英検公式サイトの2級の試験内容によると、一次試験リーディングの構成は次のとおりです。
・短文の語句空所補充(大問1):17問
・長文の語句空所補充(大問2):6問
・長文の内容一致選択(大問3):8問
リーディングは合計31問。そのうち17問、つまり半分以上が大問1の語彙・語法問題です。ここは知識がそのまま点数になるパートなので、限られた勉強時間の中では投資対効果が高い領域だと言えます。
なお、2024年度のリニューアルで大問1の問題数は減り、ライティングに英文要約が加わりました。試験時間はリーディング・ライティングあわせて85分、リスニングは約25分です。出題形式は変更されることがあるので、受験前には必ず英検公式サイトで最新の情報をご確認ください。
「何語覚えればいいか」を気にしすぎない
「2級は何語必要ですか」というご質問もよく受けます。世の中では5,000語前後という数字が紹介されることが多いのですが、日本英語検定協会が級ごとの必要語彙数を公式に示しているわけではありません。級の目安として公表されているのは「高校卒業程度」という水準です。
ですから、語数の議論に時間を使うよりも、2級向けの単語帳を1冊決めて、それを最後までやり切ることのほうが実際的です。複数冊に手を出して、どれも半分で止まっている——これが一番もったいない状態です。
1周目で覚えようとしない
単語が定着しない方に共通するのが、「1ページずつ完璧に覚えてから次へ進む」やり方です。このやり方は進みが遅く、最後のページにたどり着く前に最初のページを忘れてしまいます。
おすすめは逆で、1回あたりの時間を短くして、同じ単語に何度も出会う回数を増やす進め方です。
1. 1日100語を、1語3〜5秒で「見て、意味を確認する」だけで通す
2. わからなかった語に印をつける
3. 翌日も同じ100語を通す(2回目は速く終わります)
4. これを1週間続けてから、次の100語へ進む
「覚える」ではなく「出会う回数を増やす」と考えると、心理的なハードルもぐっと下がります。
熟語・語法は「単語だけ」で覚えない
大問1では、単語だけでなく熟語や語法(動詞がどんな形を続けて取るか、どの前置詞と結びつくか)も問われます。ここは単語カードの表裏形式が効きにくい領域です。
熟語・語法は、必ず短い例文ごと覚えるようにしてください。put offを「延期する」と訳語だけで覚えても、選択肢に似た形の熟語が並んだときに選べません。例文の中で「どんな場面で使う言葉か」をセットにしておくと、迷いが減ります。
語彙は大問1のためだけのものではない
語彙対策が効くのは大問1だけではありません。
・長文(大問2・3):知らない単語が減るほど、読むスピードと正確さが上がります
・リスニング:知らない語は聞き取れません。語彙は聞く力の土台でもあります
・ライティング・面接:知っている語が増えると、言いたいことを言い換えられるようになります
つまり、語彙は全技能に効く共通の土台です。単語だけを切り離してやるのではなく、単語学習と過去問演習を並行させるほうが、結果的に定着します。
つまずきやすいポイント
・単語帳を何冊も買ってしまう:1冊に絞り、繰り返す回数で勝負する
・意味を1つしか覚えていない:2級の語彙は多義語が多く、文脈に合う意味を選ぶ問題が出ます。主要な意味を2つまでは押さえておく
・発音・アクセントを飛ばす:音で覚えていない単語はリスニングで拾えません。音声を必ず使う
・単語学習だけで満足する:実際の問題で「選べるか」まで確認しないと、本番では得点になりません
ご家庭でできること
・1回15分程度の短い単語学習を、毎日の決まった時間に入れる:長時間まとめてやるより、毎日続くほうが効果があります
・音声を使う:単語帳付属の音声を流し、聞きながら目で追うだけでも接触回数が増えます
・できた語数ではなく、続いた日数を数える:進み具合が目に見えると、続けやすくなります
・過去問を1回分、早い段階で解いてみる:現在地がわかると、単語学習の目的がはっきりします
自習塾WillBeでの取り組み
当塾の英語特化コーチングでは、月4回の面談を軸に、単語テストやライティング添削を組み合わせて英検対策を行っています。語彙学習は、正しいやり方さえ決まれば一人でも進められる領域です。だからこそ私たちは、「どの教材を、どのペースで、どこまで」を一緒に決め、続いているかを定期的に確認することを重視しています。
自習に特化した塾として、15分ごとに小休憩を挟む独自の学習スタイルで、集中が切れにくい環境づくりも行っています。
まとめ
英検2級のリーディング31問のうち17問は語彙・語法の問題で、ここは知識がそのまま得点につながります。単語帳を1冊に絞り、1周目で完璧を目指さず、同じ単語に何度も出会う回数を増やす——この進め方が、遠回りのようでいちばん確実です。熟語・語法は例文ごと、そして音声を使って覚えることも忘れないでください。
自習塾WillBeでは、英検対策から、日々の学習習慣づくり、中学受験・高校受験、大学受験(総合型選抜・公募制推薦・一般入試)まで、一人ひとりに合わせた学習コーチングを行っています。西宮・今津エリアで塾をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。





