ヨーロッパでは、紙を使った学習に原点回帰|現役高校講師が経営する西宮・今津の習いごと教室&中学生・高校生向け自習塾WillBe
2023/10/02
ヨーロッパでは、紙を使った学習に原点回帰
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現役高校講師が経営する西宮・今津の習いごと教室&自習型学習塾のWillBeです!
先日、タイトルのような内容のニュース記事がネットに出ていました。
内容を要約するとこうです。
スウェーデン政府が、デジタル教育への懸念を表明し、アナログ教育に戻ることを推奨しているという報道がありました。具体的には、紙の教科書と手書きのノートを使用する重要性が強調され、デジタル教育の過度な推進に歯止めをかけるべきだとされています。
スウェーデンの教育相Lotta Edholmが主導し、デジタルツールに頼るよりも、紙の教科書と教師の授業を通じて知識を得る方向性に回帰するべきだとの立場が報じられました。教育委員会は、幼稚園からタブレット端末を導入する提案を行ったが、これに反対し、デジタルツールが生徒の学習を妨げる科学的根拠があると主張しています。
さらに、スウェーデンのKarolinska Instituteも同様の立場を支持し、小学生の国際的な学力テストの成績が低下したことをデジタル化の影響と見なしました。
デジタル教育への疑念が高まる中で、AIを教育に活用する議論も進行中ですが、デジタルツールの使用自体に対しても慎重な姿勢が取られています。これには、世代間の違いも影響している可能性があるようです。
当塾では、ICT教材を導入していますが、その教材の基本原則は紙に解く=手を動かすというところにあります。
人間は何度も繰り返すことで理解が深まったり、覚えられたりする動物です。
ICT教材はとても便利ですし、使い方によってはとても効果的です。
その反面、使い方を誤ればなんの効果も発揮しません。
両方のメリット・デメリットを考えて上手に活かしていくことがこれから求められる教育ではないかなと思います。
当塾でも、次年度より集団授業を実施することを検討しています。
そこでも、ICT教材は使用しますが、基本原則は「ノートに写す」・「プリントで問題を解く」にするつもりです。
原点回帰の動きは、どこでも起こってくるかもしれませんね。
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