グループワークができない子どもたち|現役高校講師が経営する西宮・今津の習いごと教室&自習塾WillBe
2023/07/13
グループワークができない子どもたち
当ホームページをご覧いただきありがとうございます!
現役高校講師が経営する西宮・今津の習いごと教室&自習型学習塾のWillBeです!
今日もつぶやきです。笑
私は、現在もとある私立高校で非常勤講師を続けています。
授業では、知識一辺倒の講義型ではなく、子どもたちが主体となるアクティビティや課題なんかも取り入れています。
でも、困ったことがあるんです💦
授業外の課題として、グループワークを出しても期限に提出してくるのは30%程度です。
そう、グループワークができないんです🤔
さまざまな要因はもちろんあると思いますが、私はコロナの影響だと思っています。
子どもたちに話を聞いても、中学校のでグループワークはほとんどしていないというのです。
もちろん、アクティブ・ラーニング自体があまり人気のある指導法ではないということもあるので、一概には言えませんが、対人でのコミュニケーションとスマホを通じたコミュニケーションを上手に使い分けたり、役割分担をしたりと、グループで何かを成し遂げるためにどういうコミュニケーションや進め方をすべきかというようなことを知らないんです。
そして、課題が提出ができないということに繋がりました…
ただ、これは周りと話せないということではないんです。
雑談は得意で、休み時間もめちゃくちゃよく話しています笑
つまり、オフの場面での会話(アンオフィシャルな会話)はできるんですが、オンの場面での会話(オフィシャルな会話)は経験がなさすぎてできないということなんです。
極めつけは、グループワークをして平常点をもらうより、個人でプリントに取り組んで平常点をもらうほうがいいって思う子のほうが多いということです。
せっかく失敗の経験をしても、そこで終わり。それを次に活かそうという気持ちがないというのも実にもったいない話です。
すべての学校・すべての生徒がこうだ!というわけではないですが、この事例は決して少なくないと思います。
私はすごく教育への危機感を感じました。
今の子たちが社会に出たときに、すごく困ることになると思います。
小学生のうちから、グループで活動することに慣れておくべきだと改めて強く思います。
例えば、当教室の新しいコンテンツの「サス学」は、1学期間グループで学習するコンテンツです。
※「サス学」は三井物産株式会社の登録商標です。
社会について学ぶこともでき、大学院で探究学習について研究している私からするとこれ以上のコンテンツはありません。
今夏、体験会を複数実施いたします。
ぜひ一度、そちらもご体験ください。