気になる教育系ニュース〜コロナ関連2〜
2020/12/21
少し前ですが、茨城大学の研究で遠隔授業の理解度を調査したものがありました。
その結果は、なんと遠隔授業のほうが対面授業よりも理解度が高かったというものです。
その一方で、孤独感や不安を訴える声も上がったそうです。
そして何より、びっくりなのが予復習の時間が昨年より20%増えたということです。
今後、遠隔授業が増えるかもしれないという意見もありますが、元教員の立場から考えると中学校や高校ではあまり考えられないでしょう。
その最大の理由は「生徒の表情がわからない」ことです。
授業がわかりやすいと生徒から評価を受ける先生は必ず、生徒の表情を見ながら理解度を確認しています。
ややこしい話のところはもちろん丁寧に掘り下げて説明をしますが、その説明で足りているのかもしくはまだまだ追加の説明が必要なのかを決めるのに生徒の表情は欠かせません。
オンラインでは画面越しにしか生徒の顔が見えません。
それも全員の顔を見るのは小さな画面で表情まではわかりません。
その理解度もクラスによって異なります。
特進系のクラスと国際系のクラスでは同じ範囲の文法の説明をしても理解度が異なります。
やはり、国際系のほうが普段から英語に触れているので簡単な説明で理解してくれます。
その分、別の範囲を丁寧に説明したり、問題演習の時間を取れたりするなど同じ内容でも先生はクラスごとに時間の使い方を変えています。
このようなことができるのは対面で授業をしているからです。
また、その理解度は、教科や先生によっては定期テストにも影響してきます。
授業をいかにしっかり聞いていたかやしっかり説明したのだから点数が取れるだろうということでテストに出す範囲を決める場合があります。
これらのことは、なかなか遠隔授業では真似できません。
少し変わった視点から遠隔授業について触れてみました。
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