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気になる教育ニュース〜コロナ関連1〜

気になる教育ニュース〜コロナ関連1〜

2020/11/30

今日は、学校に関わるコロナのニュースで気になるものがあったのでご紹介します。


萩生田文部科学大臣は、仮に緊急事態宣言が発令されても全国一斉休校は実施しないと発表しました。

理由としては「児童生徒の発症や重症者の割合は低く、学校を中心に感染が広がっている状況はない」からだそうです。


実際のところは、それだけが理由ではないと考えられます。

もう1つの大きな理由として考えられるのは、”授業の遅れ”や”入試”です。

私立学校の多くはいち早くオンライン授業を開始したり、土曜授業をしたりして授業の遅れを取り戻しました。

また、公立学校や私立学校の一部は夏休みを短くしたり学校行事を削ったりして調整しました。しかし、この先に削れる行事はなく、冬休みも短縮できるほどありません。残るは、春休みを短縮することになりますが、これは現実的ではありません。その理由は2つあります。


まず、入試です。各都道府県の教育委員会や大学入試センターは高校入試の出題範囲を一部減らすことをすでに発表していますが、もしその範囲すら間に合わない事態になることだけは避けなくてはいけません。

理由は、今から試験を作り直すことは不可能だからです。共通テストは作成時期を明確にしていませんが、膨大な量を印刷しなければいけないことを考えるともうすでにできている可能性が高いです。

それは、高校入試も同じことが言えます。私も入試問題の作成に携わっていましたが、問題を作成するのにはかなりの時間がかかります。具体的な時期や期間は学校にもよるのであえて書きませんが、今この時期に言われて問題を作り直すのは正直しんどいです。


次に、新学年の準備です。新学年の人事はどれだけ早い学校でも2月です。遅い学校では3月の終業式が終わってからというところもあります。つまり短ければ2〜3週間のうちに新学年の準備を整えなければいけないのです。そこに、授業が加わってしまうと先生たちは就業時間を大幅に超過し、さらに休日なしで出勤し続けなければなりません。

ただでさえ、残業が問題になっている業界なので、この方法はどう考えても現実的ではありません。


そして、ここに児童生徒の感染者が多くないということが相まって、緊急事態宣言が出ても一斉休校にはしないという結論になったのだと思います。もちろん、休校中は保護者が休まなければいけないなど、付随的な問題が出てくるというのも理由の1つだと考えられます。



当塾では、通塾コースと自宅学習コースの2種類を設けています。通塾コースの生徒でも緊急事態宣言等で家から頻繁に出られない事情がでたときには、自宅学習コースに切り替えたり、オンラインを利用したりして対応します。

また、塾内では感染対策として、入り口での検温、消毒、空気清浄機の設置で感染予防を図っていますのでご安心ください。


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自習塾WillBe(2021年2月1日開校予定)

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