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2023/10/21
フリースクール発言に思うこと
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先日、東近江市の市長さんがフリースクールについて、こんな発言をして話題になりました。
(小椋市長)「大半の善良な市民は、本当に嫌がる子どもを無理して学校という枠組みの中に押し込んででも、学校教育に基づく、義務教育を受けさそうとしているんです。」
「無理して無理して学校に行っている子に対してですね、『じゃあフリースクールがあるならそっちの方に僕も行きたい』という雪崩現象が起こるんじゃないか。」
「フリースクールって、よかれと思ってやることが、本当にこの国家の根幹を崩してしまうことになりかねないと私は危機感を持っているんです。」
「不登校になる大半の責任は親にある」
これは、首長の立場にある人が言っていいことではないなと思いました。
フリースクールは文部科学省が学びの場として正式に認めています。昔は、適応指導教室やフリースクールなど、受け皿がありませんでした。不登校児童・生徒の数も昔とは桁違いです。そのような中で学習する権利をどのように保障するかは国家として考えるべき大切な仕事です。
私どももフリースクール事業は検討しています。その理由は、子どもたちをサポートしたいというのもありますが、何より「教育を学校の外から支える」ことができる1つのチャンスだからです。
学校復帰は目指すほうがいいに決まっています。でも、事情は人それぞれで、それを無理強いするのは正しいことだとは思いません。指導の多様化が進んでいるのですから、その子にとって一番良い選択になるように寄り添ってあげられる保護者とそれ以外のサポートをする大人が必要だと思います。
その役目の一端を担えるのは、教員であるかもしれないし、フリースクールであるかもしれません。
しかし、教員の多忙さを経験した人からすると、正直なところ手厚く不登校生徒をサポートするというところまで手が回らないというのが本音として出てくる言葉の1つであると思います。
だからこそ、フリースクールの存在が大切なのです。この国は教育にお金をかけている国ではありません。フリースクールに対して、行政による授業料補填や、補助金・助成金などはありません。ボランティアベースで成り立っているフリースクールも多いはずです。だからこそ、この発言を機会に日本全体で教育の在り方について見直すべきだと思います。子どもたちにとって、さまざまな選択ができる場が用意されるといいなと思います。
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