小学校で教科担任制導入!メリットとデメリットは?|西宮・今津で塾・学習塾をお探しなら自習塾WillBe
2021/08/04
小学校で教科担任制導入!メリットとデメリットは?
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ここ最近、学校関係の変化がさまざまなところに出てきていますね。
今日はその中の小学校の教科担任制についてご紹介します。
そもそも教科担任制とは、中学校や高校のように、学級担任と各教科を教える先生が別々でいるというのが教科担任制です。
中学校や高校では専門的な内容を教えるため、教員免許も教科ごとに分かれています。
一方で、小学校は基礎的な内容を教えるということで、1人の先生が複数の教科を教えることになっており教員免許も1種類しかありません。
現在、議論が進められているのは、小学校でも各先生が得意な教科の授業を担当することが検討されているのです。
特に外国語(英語)、理科や数学、体育では専門的な知識が小学校でも求められるようになってきており、教員の負担軽減も理由の1つとして来年度を目処に導入されることになっているのです。
では、メリットにはどのようなことがあるのでしょうか?
1.多くの先生を関わる機会が増える
担任の先生に合わないということがあれば、何か悩み事があっても簡単に話すことができません。
そこで、関わる先生が多ければ話しやすい先生も出てくるため、悩みを打ち明けやすくなると思います。
2.授業のわかりやすさが変わる
先生も人間ですから、得意・不得意があります。それが得意教科だけに専念できるようになれば授業準備の時間も確保しやすくなり、工夫がしやすくなります。
また、教科数が半分になれば1教科あたりの授業準備に使える時間も格段に増やすことができます。
そのことが授業のわかりやすさに影響すると思います。
3.先生の負担が減る
先程もすこし触れましたが、担当する教科数が減れば、その分、他のことに利用できる時間が増えます。
保護者とのコミュニケーションの時間や、授業の準備の時間などさまざまなところに時間をうまく利用することが可能です。
逆にデメリットはどんなことがあるでしょうか?
一番言われているのが、「子どもの変化に気づきにくい」ということです。
ですが、私はあまりそうなるとは思いません。
実際、私は高校で教員をしていましたが、朝のホームルームのときの様子と、授業中の様子、帰りのホームルームの様子が違えばわかります。
高校生はあまり表に出そうとしません。高校生に比べれば小学生の方が表に出やすいように思います。(ここは議論があるかもしれませんが)
個人的には、先生が余裕のない学校生活を送っているときのほうが子どもの変化には気づきにくいと思います。
この制度、一番の難点は教員の数にあります。
どこの地域でもとにかく教員の数が足りていません。
さらには、このよう状況下ではたいてい教員採用試験を受ける人が増えるのですが、むしろ倍率が下がっており、教員のなり手も減っています。
ここが解決できなければ、あまり意味がない制度な気もします。。。
教科担任制が導入されれば、子どもの得意教科・不得意教科がわかりやすくなると思います。
不得意教科だけでも塾に通うなどの選択もしやすくなると思いますので、楽しみな制度ではありますが!
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