気になる教育系ニュース〜クラスの定員削減〜
2020/12/24
先日、政府が小学校の1クラスの定員を現行の40人から35人以下へ引き下げる方向だというニューが流れました。
この定員については意見が分かれるところですが、個人的には35人でも多いと感じています。
特に小学校の先生は教科専任制ではないため、いくつもの教科の授業準備をしながら、学級通信や行事の準備など仕事量が中学校や高校に比べても格段に多いです。
そして何より大変なのが、通知表です。小学校では所見(先生からのコメント)があります。これがなかなか大変なのです。
生徒ごとに違う内容を書かなければいけませんし、年度末には生徒たちに見せるための所見(通知表に書くコメント)と指導要録の所見(将来、中学校に送るための書類に書く所見)の2種類を書かなければいけません。
私が勤めていた高校にも所見がありました。定期テストの採点をして、成績を出すと所見を考えていかなければいけません。また、部活動もありますし、学期末の学級通信の準備もあるなどとても忙しくなります。
たしかに5人減るだけでも、時間の短縮になりますが文部科学省が目指している30人以下の学級(現行より10人減らす)のほうが断然、教員の負担は減ります。
これは、学期末や年度末に限ったことではなく、普段の様子を見るにしても40人と30人では大きく違います。
教員のなり手が不足しがちな昨今、教員の負担をいかに軽減するか、そして給与面やワークライフバランス(休みの日の確保)はこれからの日本の教育レベルを上げていくためにはしっかりと取り組まなければいけない課題です。
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