テストで見直しをすべきところ
2020/12/03
テストで必ずしなさいと言われるのが「見直し」ですよね。
でも、見直しをするにしてもどこを見直していいかわからないですよね。
わからなかった問題?
答えに自信がない問題?
私たちが見直すべきというところは、そのどちらでもありません。
見直すべきところは、「答えに自信がある問題」です。
きっと、他の塾や先生はそんなことは言わないかもしれません。
しかし、10回見直してもわからない問題はわかりません。
ひらめくことはあるかもしれませんが、見直しに裂ける時間は限られています。
ひらめきの時間は他の問題を見直してからのほうが良いでしょう。
それよりもケアレスミスをなくすことのほうが大切です。
解けている問題は解き方もしくは答えが確実にわかっている問題です。
答えがわかっているにも関わらず凡ミスで点数を落とすことほどもったいないことはありません。
特に入試では、1点2点が合格を左右することもあります。
わかっている問題で確実に点数を取ることが志望校合格に繋がります。
その後に、答えに自信がない問題やわからなかった問題の見直しをしていきます。
そして見直しをしていて厄介なのが2つの選択肢で迷ったときですよね。
答えを変えるべきか。。。答えを変えないべきか。。。
難しいところです。
しかし、この問題にも多くの時間を費やすわけにはいきません。
「迷ったときはこうする!」というのを自分の中で決めておくといいでしょう。
どちらが良いというのはありません。
人間は成功経験よりも失敗経験のほうがよく覚えています。
たとえば、「前は選択肢を変えなくて不正解だったから今回は選択肢を変えよう。」という考えで、選択肢を変えて正解しても、次のテストのときには正解だった記憶よりも不正解だった記憶のほうが強く残ってしまい、また選択肢を変えるというふうになってしまいます。
ですので、毎回不安を感じながら迷うよりも、自分の中でルールを決めておくほうが他の問題にも引きずらずに済みます。
ただし、選択肢が偏っているから答えを変えるというのだけはやってはいけません。
出題者は、たいてい意地悪なものです笑
私も経験がありますが、◯✕問題であえて答えをどちらかだけにする、1つの記号だけを多くするなどの出題はします。
なので、その理由で答えを変えるのは出題者の意図にまんまとはまってしまっています。
といっても入試問題だけは少し例外があります。
入試ではたいての場合、偏りを避けるようにします。同じ記号が連続することはあっても答えが全部同じ記号ということはほとんどありえません。
そのことを頭に入れて問題の見直しをすると、点数アップにつながるでしょう。
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