進路を選ぶ上で大切なこと
2020/11/25
中学でも高校でも2年生の終わり頃になれば、本格的に自分の進路を考えていかないといけない時期に入ってきます。
しかし、進路を選ぶことは子どもたちにとって難しいことです。
今回は、教員時代の経験も踏まえて進路選択で重要視するべきことについてお話していきます。
まず、最も大切なことは”自分(子ども)が将来したいことは何か”ということです。
これが明確に決まっているのであれば、そのことについて学べる大学や専門学校に進むのがベストな選択です。
保護者の方からすると、専門学校より大学に進んでほしいというのが本音かもしれません。
しかし、私たちは無理に大学に進ませる必要はないと考えています。
教員時代、進路指導担当の先生が「自分はその大学や専門学校に興味はないけど、友達が行こうとしてるからそこに進学するパターンの生徒はほぼほぼ途中退学をする。」と口を酸っぱくして言っていました。
これは本当にそのとおりで、自分の意志で選ばなかった進路に進んでもモチベーションになるものがありません。その結果、友達と遊び回って学校に行かないなどやる気を無くして徐々に大学や専門学校に通わなくなります。
これほどもったいないことはありません。
次に、”自分(子ども)の目で進学先の見学に行く”ということです。
パンフレットの雰囲気や先生に勧められたからという理由だけで、進学先を選択すると失敗することがあります。
先生方は、子どものレベルや個性にあわせて進学先の提案をします。しかし、それが100%その生徒に合うとは限りません。
やはり自分の目で見て、「こんな特徴があるんや」「ここは嫌やなあ」など何かを感じ取ることが大切です。
こちらも1つ目と同じで、自分で選ばなかった進学先での学校生活は何かが面白くなく頑張れないということにつながることもあります。
(もちろん、学校側もそうならないようにさまざまな方法でサポートをしていくのですが)
では、自分のしたいことが決まってない場合の進路選択はどうすればよいのでしょうか?
それは、”片っぱしから気になる学校の見学に行くこと”です。
その上で、それぞれの学校の気に入った点、気に入れなかった点をまとめていくことがおすすめです。
私は教員時代、担任をしていた生徒によく言ったのは「とりあえず興味がなくても、ノベルティグッズ(来場プレゼント)集めのつもりでいいからいろんな学校を見ておいで」と1年生のときから言っていました。
ここまでの話の繰り返しになりますが、やはり自分の目で見ることで感じることは必ず何かあるはずです。
その中で「ここだ!!」というふうにビビッと感じる学校が出てくるはずです。
私も、大学を選ぶとき、気になる学校はとりあえず見に行きました。
私は特にやりたいことも決まっておらず、漠然と留学はもう1度したなぁ(高校時代に留学をしていました)ぐらいのものでした。
当時は、3.11の直後でありとあらゆるオープンキャンパスが中止になっていたため、資料がもらえるだけで特にイベントもやっていませんでしたがキャンパス内は自由に散策が可能でした。
その後、他大学も見に行きましたが何か雰囲気が違うと感じ、再度最初の大学を見に行ったのを覚えています。
そしてそこから、学校の制度やカリキュラムなどを見ていくとだんだんとその大学を目指したいと思うようになったものでした。
先生方も生徒のためを思って、学校をおすすめしますが、最終的に決めるのは自分(子ども)です。
私たちは、保護者様や生徒様とじっくりと話をさせて頂きます。
いつでも何度でも納得のいく答えが出るまで話し合います。
その上で、進路に向かっての学習をサポートしていきます。
ご興味をお持ちいただけましたら、開校後ぜひ一度お越しください。
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